飯田欓隠老師全集刊行に際しての随感録
76歳にして漸く執筆。呆ける前で良かったです。



この提言は、去る5年前(1955年 4月)の京都フォーラム・将来世代国際学識者フォーラムの、第43回「永続性を求めて-将来世代のためのエネルギー作り」会議の、総括として、老師が述べられました。


曹洞宗宗務庁発行の雑誌『禅の友』から成道会に因んで執筆依頼を受けて発表された原稿。
菩提樹下の釈尊の内面的真実に焦点を絞り「心の決着」から抜粋加筆編集された。


釈尊の出家から成道に至る修行の内面的過程をつぶさに辿り、仏法現前の真実を明らかにした前人未踏の画期的著作。更に達磨大師、道元禅師とインドから中国、日本へ仏法が伝わった決定的瞬間の内なる真実を説き明かし、「心の決着」の端的を示す。菩提心檄揚の書。


ケンブリッジ将来世代フォーラム(1996年11月12日~14日)「哲学・社会科学は将来世代に何ができるか」(ケンブリッジ・ガーデンハウス、モートハウス)における老師の講演レジュメです。




地湧社から刊行された「坐禅はこうするのだ」の未編集・元原稿の全文です。師家からみた「参禅記」であり、参禅指導の現場の様子が活き活きと記録されています。室内秘事に属することであり、これから参禅しようとされる方は読まない方が後のためになります。


1992年、ブラジルで開かれた「地球サミット」に参加された老師によるルポルタージュです。それが単なるルポに終わらず、地球規模で人類救済の道を提唱される壮大なものに発展しています。老師の面目躍如とした活文です。「参禅まんだら」に引き続く老師の大作です。(改訂9/6/98)


身近な禅語や古来から伝えられた道歌を取り上げ、簡潔に提唱されたものです。分かっているようで、その本当のところが分かりにくかった禅語や道歌の真の味わいに触れることができます。


1991年、京都フォーラムにおける講演録です。DNA、精神の成長過程、そして禅修行の究極へ。


1989年、第1回京都フォーラムにおける講演録です。老師の世界的な動きはここから始まりました。