ここで大層な教育論をぶつ気はありません。ただ、人として最も安心し自信をもって堂々と生きることは、幸せの根元であり人生の中心ではないでしょうか。それは健全な身体と健全な精神なくしては有り得ないことです。遠い将来も含めて人類の健全な継続となると、健全なDNAと健全な染色体無くしては有り得ません。とすれば、人間を取り巻く文明と総ての環境をも教育課題として語ることになりますが、ここでは現実的に今しなければならない教育的課題、即ち人間の特性である精神と、その成立過程や因果関係を取り上げてみましょう。特に人生の最大課題である「幸せ」、それを少しでも多く得るための心得として如何にあるべきか。その精神的原点を明確化し、それを教育の中心課題に位置づけることによって、大切な人間性をもたらせたいのです。

「禅僧の人間観と健全教育観」の序より





Gimp.pngフランスの精神現状

平成16年9月、フランスを訪れ、世界宗教者平和会議に出席・演説し、シオンにて参禅会を開く。
今、フランスで大きなうねりが起ころうとしている。フランスからの緊急レポート(2004年11月4日)

参考文

My-documents.png発心寺便り25号掲載 学道用心集提唱

参禅には正しい方法による努力が決め手です。別の言い方で説かれて気がつく事がありますので、山僧の提唱と参照しながら弁道に便宜を得て下さい。この一文はとてもよく説かれています。

Gimp.png禅僧の人間観と健全教育観

平成十二年二月十日、總持寺座禅会で行われた、「教育」に関する講演内容です。
平成十三年四月十五日、仏教伝道センター座禅会で行われた、「教育」に関する講演内容を追加いたしました。

Gimp.png「たたえよう、叱ろう、暖かく」

ご家庭で、又教室でどのような心構えで、教えたらよいのかを、分かりやすく書いてあります。
また、この心構えは、あらゆる組織・会社・団体での部下の教育、指導、薫育にも応用可能です。

My-documents.png「椅子の理論」

理想的な椅子の条件とは?